歴史① 世界史の中の宗教(仏教編)
歴史の中で宗教というものはえてして、非常に大きな存在感を放つものです。
宗教戦争に見えるように各時代において人々の思想に与える影響は計り知れません。
故に今回はその宗教についてまとめてみようと思います。
……いえまあ、実際の処は歴史の勉強のためなんですけど。
さてさてどうも、隷属民です。
死を畏れよ
仏教
イスラム教
「仏教」
仏教が生まれたのはいつなのか? その答えは
紀元前六世紀
と言えます。インドで活躍したとある人物が開祖として知られていますね。
皆さんご存じ、あの方です。
『シャカ』
これがシャカです、ひれ伏せ
ガウタマ・シッダールタ(別名: 仏陀、釈迦)はシャカ族の王子でありました。
ちなみに彼の別名、釈迦はここから由来しています。
で、釈迦さんっていう人はいわゆる何不自由ない人だったわけです。王子として生まれてるわけですしお金とかもあるでしょうし欲しいものは何でも手に入るでしょう。
しかし彼はある時何かに目覚めてしまいます。
……いや、何に目覚めたんだよ。
そんなツッコミの声が聞こえてくるような気もしますが、ここではそれは取り扱いません! すみません、知りたければ自分で調べてください。
というより正直に言うと、何言ってるんか分かりませんでしたね。縁が何とかとか解脱がなんとかとか、きっと分かる人には分かる崇高なワードたちなのでしょうが、開いたとたんに脳が拒否反応を起こすというか僕のような汚れそのものには理解及ばぬ世界でした。
つまりそんな崇高な考えに至り仏教が生まれたわけです。
シャカさんの考え、および仏教の教義は「正しい修行による解脱」。
ここでいう「解脱」というのは、人間誰しもにつきまとう欲望からの脱出らしいです。要はよごれなき人間になろう! というお話ですね。
そして「解脱」を目指し修行を重ねるシャカさんは、この世にはびこる不平等に気づきます。
当時のインドには、当時主流であった「バラモン教」と結びついたヴァルナ制度が存在しました。
これは簡単に言えば身分制であります。
これらの階級が存在したのが当時のヴァルナ制度です。
しかし当然シャカはこれを否定。そりゃ、身分制なんて仏教の考える「解脱」と最も遠い仕組みですよね。私利私欲パラダイス。
そしてそれに伴い、仏教という世界三大宗教の一角が徐々に浮かび上がってきました。
バラモン教下のヴァルナ制度に不満を持ったヴァイシャ・クシャトリヤたちが、仏教の思想に賛同した訳ですね。
「え、身分制マジガ〇ジなんじゃね?」
そう考えた彼らは仏教に味方し、やがてその思想の波は更に大きく、より広い範囲に伝播していきました。
そうして今のような、世界三大宗教の一つにまで成り上がっていくこととなったのです。
長くなりましたがこれが仏教の歴史です。
ここからは仏教の詳細に入っていきますよ。
仏教の主な宗派
仏教の主な宗派は、大きく分けて二つあります。
上座仏教と大乗仏教であります。
……いや、それが何なのか知りたいんだよ! っちゃんいか
なんて思ってる人も多いでしょうから説明いたしますね。上座仏教と大乗仏教の最も大きな違いは、その教えが人を導く対象ですね。
上座仏教において人は、
修行によって悟りを目指す事、
そして戒律を厳格に守る事を求められます。いわば究極的な自分の救済。
覚え方としては、上座というわけですから誰かの上に乗るわけなので、つまり誰かを仕切らなきゃ生きていけない自称サバサバ自己中なのでそういうことですね。
よって釈迦はサバサバ系だった……?
もう一つの大乗仏教が目指すのは、上座といわば対局。
『全人類の救済』です。
……HUNTER×HUNTERですねつまり。
ってそれは休載やないか~い!(笑)
どんな人生を歩めばこんな風になるのかは分からないが、ただ一つ言えることが一つだけある、それは俺のようになってはいけないと、つまりそういう事である。
――H・G・俺
細かいことは置いておいて、二回目にはなりますが大乗仏教が目指すのは、生命ある全ての救済です。どのくらいかと言えば、老若男女問わず、なんJ民も含むほどにすべて。自分の幸せのみを追求する上座仏教とは似て非なるものと言えますね。
ちなみに大乗仏教では、他の宗派は小乗仏教と言われてたらしいですね。震えて眠くなる
まとめ
グえーんご